近年、色々なグリップが出回っています。グリップの材質、重さ、太さ、そして、装着の仕方などがプレーに与える影響は 一般のゴルファーが想像している以上に 大きなものです。
また、ゴルフクラブのグリップは消耗品です。使っていなくても2年くらいで硬くなり、滑りやすくなってきます。消耗したからという理由だけではなく、シャフトのしなりやインパクトの衝撃を、グリップを通して感じとりますので、グリップはチューンナップという視点からも重要なパーツであると認識していただきたいです。
新しい素材の中でもEPDM(Ethylene-Propylene-Diene-Monomer)を始めとする、各種コンパウンド素材のグリップが良く使われるようになっています。
ゴムに比べて 柔らかでしっとりとした感触のグリップを好む人には最適な素材といえます。ウィン(WINN)のグリップなどは そうした新しい素材(Elastom ETM)の特徴を強調したデザインで 今までのグリップにはなかった新しい感触の革新的なグリップです。
ゴムのグリップには、天然ゴムと合成ゴムのものがあります。
加えて、それにコードが入っているもの(フルかハーフ)とそうでないものとがあります。一般的に コードの入ったものは、重量が多少重くなる傾向があり、少しざらざらした表面の感触が特徴です。
新しく買ったクラブのシャフトが、軟らかく感じてどうもしっくりこないと感じている方は、コード・グリップに交換してみると、シャフトが硬く感じて振りやすくなります。
また、ラバーグリップが装着されたクラブは、シャフトを軟らかく感じます。現在使っているクラブのシャフトが硬く感じるようになり、どうもしっくりこないと感じている方は、このタイプのグリップに交換してみると、シャフトが軟らかく感じて振りやすくなります。
手のひらの状態で選ぶのもお勧めです。緊張で手のひらに汗をかきやすい方は、コード・グリップを選んだ方が滑りにくいです。反対に手のひらが乾燥している方は、ラバーグリップを選ぶと手も傷まずにしっかりと握れます。
素材以外に グリップの重量も大切です。重量は 極端に軽いもので 20gくらいのものから、重いものでは 80g近いものまであります。市販されているグリップのほとんどは 40から60gの範囲のものです。
グリップの重量は、クラブのバランス(スイングウェート)に大きな影響を与えますので十分注意を払う必要があります。例えば、50gのグリップから 40gのグリップに変えると全体の重量は軽くなりますが、相対的にクラブヘッド側が重くなるのでスイングウェートは2~3ポイント重くなります。そうした事に注意を払わずに グリップの交換をしてしまうとクラブを振った時の感触が大きく異なるクラブになってしまう可能性があります。
また、グリップのサイズは M58、M60、L60 などと表記されますが、M/L は メンズ/レディースの意味を表し、数字はグリップの内径(コア)の直径(インチ)を示すもの。
〔56, 58, 60, 62〕 といったサイズがあり 58 と 60 が最も一般的です。
日本ではあまり馴染みはないが、太いグリップは オーバーサイズ、細いグリップは アンダーサイズということで売られています。オーバーサイズのグリップは 1/64 インチ単位で太くなり 1/8 インチ オーバーサイズのグリップまで売られています。グリップの太さは グリップエンド(キャップ)から2インチのところで計った太さで、標準のものが 0.900インチ、1/8 インチ オーバーサイズであれば 1.025 インチという太さになります。 なお、レディースのグリップは メンズより 3/64 インチ細く作られていて、レディースの標準グリップは 3/64 インチ アンダーサイズのメンズグリップと同じ太さになると言えます。