パッティングほど、道具、グリップと様々なスタイルがあるものはありません。しかし、どんなスタイルにせよ共通して言えることがあります。
●パターを打つ時のボールの位置
目の真下か、それよりやや左に来るような前傾姿勢で構えられるようなフォームを身につける事が大切です。
(スタンスは広くても狭くても良いが、肩が楽に回転できるように構えることが大切。)
●狙ったターゲットまでの距離
距離にあわせてスイングの大きさとスピードが調整できるように練習する事が大切です。 ボールのスピードは、カップを 40 センチほどオーバーする位で打てる距離感覚を身につけるとよいでしょう。
●ストローク
ゆっくりとしたテンポで、ターゲットとボールを結んだ線上をクラブが動くようにストロークするコツを覚えましょう。
(距離の長いパットでは、インサイドぎみにクラブを引く。)
。
パターの良し悪しは、
1.距離感
2.方向性
3.グリーンを読む能力
で決まるといえます。
どんなに良いストロークをしても、ライン(スピードを含め)を間違って読んだのでは、結果につながりません。グリーン上でそうした情報を素早く的確に読み取ることが出来るよう意識し練習しておく事が大切です。
最初のパットでホールから 1m 以内に寄せることが出来れば、2パットで入る確率は 非常に高くなります。ですから最初のパットは、とくにに短いパットの場合を除いて、2パットで入れるためにどうしたら良いかを常に考えて打つよう心掛けることが大切です。
ラウンド前の練習では、まず、基準となる距離を決めて(5mでも10mでも)、その距離が正確に打てるように練習しましょう。さらに基準の距離の前後の距離の調整が出来るように打って距離感をつかむようにするともっと良いでしょう。実際のラウンドでは、基準の距離のバックスイングの素振り、それから、打ちたい距離の素振りをしてからアドレスに入ると、距離のコントロールが上手く出来るようになるはずです。
真っ直ぐなラインのパットを打った時にボールが狙った方向に転がらない理由は、二つあります。
1.パターの軌道
2.フェースの向き
そこで パターのフェースをスクウェアーに保つためにはどうしたら良いかということになります。
まず、パットをする時の肩と腕の動きですが、振り子のような動きをすることが望ましいとされています。つまり、肩と腕を振り子のように動かすことによって、パターのフェースがおかしな方向に向いてしまうような手、腕、体の動きを防ぎます。この時、前腕がストロークを通じて常にスクウェアーになるように動かすことがとても大切です。
さらに、パターをする時に最も気をつけたいことは、顔が上がると同時に右膝が前に出て、肩のラインが開いてしまうことで、そうした打ち方をすれば、体全体がターゲットより左を指すような形になり、通常は ボールが左に出て行ってしまいます。また、もう一つの典型的ミスは ボールを打つ直前にクラブヘッドを減速させてしまうと同時にクラブヘッドが開いてボールを右に押し出してしまうパターンです。ディッセル(減速)してしまう理由は 色々ありますが、バックスイングのテンポやペースが悪い時に起き易いと考えられます。
いずれにしても、フェースをスクウェアーに保つためには、
【膝のライン】
【肩のライン】
【腕のライン】
など全てをスクウェアーに保ってストロークをするという方法が最も理に適っています。
思ったようなスピードでボールを転がすためには、
1.スイングのスピード
2.クラブフェースのどこ(芯)でボールを捕らえているか
この両方が正しい動きをすれば、ほぼボールは狙い通りに転がるはずです。
下半身の動きを抑えてヘッドアップしないように、そして、ストロークのテンポやペースのイメージを確り作って、その通りに振り子のようなストロークで手や腕の力を抜いて打つことです。
ストロークの途中でスピードを調整するような行為は、クラブフェースの向きをおかしくさせてしまう原因になるから、そうしたことをせずにできるパットのルーティーンを確立することも大切でしょう。